2013年11月28日木曜日

風呂

風呂に強いこだわりはない。

風呂に入るのは結構好き。

休みの日に昼間から入る。

酒を飲みながら入る。

大きな窓があって、外に植木でもあればいい。

しかしせっかくの注文住宅。

建築家に相談しよう。

在来工法で作ってもらおう。























建築家に相談した。

風呂が二階なので、在来工法はお勧めしませんと。

ハーフユニットでも十分良いものが出来ますと。

建築家の言うとおりにする。




庭木

庭木。
この土地は坂の上にあり、見晴らしが開けている。
2階に大きな窓を作り、リビングをそこにおけば大変良い景色となる。
しかし、その見晴らしの良い景色には興味が無い。
毎日毎日景色を見て感動するとは思えないし、下手をすると一度も見ないかも知れない。
書斎のごく限られたところから見られれば十分。

それよりも庭木。
南の庭にはたくさんの木を植え、家にいても緑を感じられるようにしたい。
将来的には家の高さほどの大きな木が、何本もあってもいい。

落葉樹には静かな木がたくさんある。
カツラを中心に、マルバの木を植える。

常緑樹が少しは必要。
オーストラリアンプランツにはいい木がたくさんあるが、花の主張が強すぎるし成長がとても速い。


桂 















マルバノキ














ジューンベリー





















オリーブ



KITCHEN→ダイニング→リビング

キッチンは家の一等地に。

ダイニングとつなげたい。
オープンキッチンとする。

問題はリビング。

ダイニングとリビングはつなげた方がいいか。
分けた方がいいか。

キッチンメーカーのショールームにあるようなひとつながりな空間も良い。

リビングに黄金の絨毯をしいて、古いホテルの様にするのも良い。


リビングは薄暗く、特別な雰囲気にしたい。

扉を作らず、壁の端っこを丸くして、ユルくつなげることにする。

庭とテラス

建築条件が第一種低層であるため、角地緩和を適応しても土地の50%は庭になる。

広い庭ってあまり興味が無い。

きれいに張った芝生に興味が無い。

南側は木をたくさん植えよう。

小さな畑を作ろう。レイズドベッドを作ろう。























東側は全てテラスにしよう。



耐力壁

壁の位置がイメージと違う。




これだと玄関から廊下に出て居間まで来たときに、庭が見えない。
キッチンカウンターの端にある壁を取る事は出来ないだろうか。

この壁は耐力壁で、これを除くと他に同方向の壁が必要。























キッチンはⅡ型で広くとイメージしていたが、Ⅱ型では動線のために勝手口への扉が二つ必要になる。

キッチンレイアウトを変更する。

ワーキングトライアングルを短く、作業スペースを広く。

まだまだ先のはなし。


間取り図

何度か打ち合わせを重ね、間取り図を描いていただいた。

建坪が大きくないにもかかわらず、廊下を十分取った。

階段が好きで、家の中心に置いた。急勾配にならないように、リビングを600㎜程度持ち上げ、そこから立ち上げた。

当初は階段の位置を玄関に計画していたが、大きくなった子供たちが家に帰ってヒョイッと子供部屋に行き、そーっとお風呂へ上がってしまうのを恐れ、ダイニングへ持ってきた。

平屋にあこがれて細長い敷地を手に入れたが、建築条件厳しさから断念。二階建てでも少しでも高さを抑えるように天井高を2100㎜とした。

これで北側斜線もクリア。

床は楢材の150㎜無垢。

壁は漆喰。


本当に全ての希望を聞いてくださって、すこしづつよりよく、現実にしてくれました。




2013年11月27日水曜日

木造に変更

建築家の杉山さんと打ち合わせ。

まずは地盤の耐力。

ボーリング試験1カ所と、スウェーデン式サウンディング試験5カ所をする事になった。


結果。

「上の方は盛土で、地盤の固い支持層が10mくらい下にあり、耐力は弱いです。
コンクリート造と木造では荷重が異なるので地盤改良の方法が異なってきますが、
今、概算と一緒に、地盤改良の仕様を検討してもらっています。」だった。










盛土であるため地盤改良が必要と判明。

元々の希望はRC。

地盤改良の費用が、木造だとグッと下がる。

木造にする。


よしっ!

「○○様、ご希望の土地が再度売りに出されました。いかがなさいますか?」

よしっ!
思った通りもう一度売りに出た!

やはりこの土地は十分な計画無くして購入出来るものではない。

このとき対応してくれたS不動産のKさんが本当に優れた人で、この人無しではこの土地を手に入れることは難しかった。

「○○様、現時点では1番手ですが、他にも数人の購入希望の問い合わせがあります。特に2番手の方は手付け金を入れることを条件に、順番の繰り上げを希望しております。売り主によれば、○○様が購入を決められるか、手付け金を入れる必要がありますがどうなさいますか?」

手付け金というのは、土地価格の10%程度で、納めることで2番手以下の人の繰り上げを阻止することができる。しかし、手付け金を入れた後に購入を止めてもお金は戻らない。

迷いがあるとすれば地盤の耐力だけ。

購入後に耐力が無いことがわかれば、地盤改良にさらに費用がかさむ。

手付け金を入れて、猶予期間に地盤調査をするか。


まずは建築家に相談。

地盤がたいそう緩ければ、地盤改良にどの程度の費用を要するか。

次にKさんに相談。

融資してくれる銀行探し、金利、支払い方法、その全てに迅速に的確に対応してくれた。



「購入します。」
















念願の土地。
地球の表面で、ここだけ自分たちのもの。

Kさんがいなければ、この敷地は購入できなかった。



2013年11月25日月曜日

世界の住宅

好きな住宅。










どれもすばらしい。

KITCHEN

キッチン。

南側の一等地にキッチンを作る。

kitchenhouse、CUCINA、TOYO KITCHEN、、、

色々見てACCAに決める。




























まだまだ先のはなし。


地域と縁

土地がもう一度売りに出ることを信じて、他の不動産にも購入希望があることを意思表示。

2番手で申請し、1番の人が止めればすぐに連絡してもらうようにお願いした。



その間同じ地域で売りに出ている土地を多数見て回った。

あれ以上の土地はない。

この地域ではあの土地が一番と思う。



売りに出なければ、縁が無かった。

この地域は止めようと思う。




土地の特徴 その2

土地の特徴。

①土地の北側と東側が石垣で囲われている

②石垣が古く、済み書がない

③第一種低層



③について。

イ)建坪率40%

ロ)容積率60%

ハ)高さ制限10メートル

二)敷地後退1メートル

イ)については角地なので角地緩和で50%。











この細長い土地で擁壁後退、敷地後退を適応すると、建物の短い方の辺は6メートルしかない。



















しかも道路斜線、北側斜線規制があり、上にも伸ばせない。

この土地は擁壁をやり直すしか無い。

やり直すには費用がかかる。

費用をかけるなら、他に広い土地がある。


この土地は、この特殊な形態が気に入った人しか買わないはず。

必ずもう一度売りに出る。


土地の特徴 その1

土地の特徴。

①土地の北側と東側が石垣で囲われている

②石垣が古く、済み書がない

③第一種低層



①②について。
















高低差の一番大きいところは2メートル以上あり、さらにこの石垣の強度が分からないため、石垣の上端から1メートル以上離して建物を建てる必要がある。


















石垣は斜めに立ち上がっているため上端は土地の端から1メートル程度内側に入っており、さらにそこから1メートル以上離して建物を建てるとなると、合計2メートル土地が狭くなることになる。これは北側と東側の両方に適応される。

つづく


土地と縁

「僕たちがこの土地の優先順位の1番手では無かったですか?」

「はい。しかし誰に売るかは売り主に決定権があるんです。」

「売り主がどうしてそちらの方を選んだんですか?」

「現金一括で購入希望されました。」

これがA社からの連絡だった。



縁がなかった。

いや、この土地は現金一括で下調べもせず購入出来る敷地では無い。

必ずまた売りに出される。


2013年11月24日日曜日

コノコタチノタメニ

下の娘が今年3歳になる。















末っ子らしく、本当に甘えん坊。























少し前に上の娘が生まれたと思うのに、来年には小学生。



















この子たちのために。




「売れてしまいました。」

建築家の杉山さんに相談した。

大丈夫だと思いますと。

家族構成、予算、建築条件、様々な要素を考慮した上で大丈夫ですと。

本当にいい人を見つけた。

よしっ 買おう!

不動産に連絡した。





「売れてしまいました。」





この家が乗るなら、この土地を買う

土地のかたち、建築条件、デザイン、素人なりに本当に色々考えて間取りを作成した。

敷地面積が予定していたよりも少し小さいため、平屋は出来ない。

上には高くしたくないので、容積率の緩和を生かして地下を作る。

天井高を2000mm程度にして、二階建てでも横長に見えるようにした。
























狭くても、ホテルの様な雰囲気のある廊下がほしい。

階段は存在感があって、急勾配にならないように。

そのためにリビングを600㎜持ち上げ、そこから階段を起こす。

キッチンはこの家の一等地に。

最低でも子供部屋を二つ。

駐車場は斜面を生かして、擁壁の中へ。
















これをこの土地にのせる。

これが乗るなら、この土地を買う。

建築家

建築家を探す。

条件。

①センスがある

②プライドがある

③誠実そう

何人かの建築家と電話やメールでやりとりしてみた。

なかなかピンとこない。

「大丈夫ですよ。どんな土地でも何とかしますよ。」と。


そりゃそうですよ。


見つけた。

杉山圭一設計事務所
http://www.keiichisugiyama.net/ 
















代表作品。




















この人に決めた。

長細い土地















大きな土地が二分割されて売られている。

元々が大きいため、土地の面積自体は十分に広い。

この地域は第一種低層で、建築条件がとても厳しい。

形も長細く、なかなか買い手がつかず、少し価格が下がっていると。

元々自分が建てたかったのは横に長い平屋。

















これが建てられるか。




自分たちで見つけた土地

「土地というものは縁で決めるものだよ。2度、3度と迷う人は、良い土地にであっても決断できないよ。」

不動産に紹介された土地に好みのものがなかなか見つからず、気になる地域を自分たちで回って見ることにした。

あった。
















不動産に提示していた条件より少し小さいため、引っかからなかった。

土地の目の前に古い金属の錆びたようなタンクがあって、視界がとても開けている。



















人によってはこのタンクはマイナスかも知れない。

さびた感じ、古い感じ、また公的施設であるためしばらく変化が無いだろうことがとても気に入った。



いい土地ってなんだろう

土地を探すことにした。

条件。

 ①ほどほどに田舎

 ②ほどほどに街が近い

 ③通勤できる

好きな家はあっても、好きな土地はなかなかイメージが無い。

とりあえず行ってみた。

















全然良くない。

暗い。 道が狭い。 囲まれてる。


形もいいし、十分に広い。

でも気に入らない。

この地域は道が狭い。

歩道が無い。

とても人気のあるエリア。

でも気に入らない。

違うところにする。

ハジマリ

H26年4月、娘が小学生になる。











もう小学生になる。あんなに小さかったのに。

引っ越しする事にした。

石井 修。

自然を味方にした、今見てモダンな建築家。

目神山の一つの坂がその人の空気になっている。















最寄り駅は甲陽園。

駅から家まで15分の坂道。

とても登れない。バギー押して登れない。








草屋根から


土地を探すことにする。